刺青をいれた公務員が50人というのはさすがに驚きで、「民間企業にいけ」といわれても刺青をいれている人を雇用する企業というのは、相当数が少ないと思う。一種、広域暴力団系の企業舎弟みたいな会社であれば別枠かもしれないが…。
大阪市役所というのが「全国でみても特殊」というインタビューをかつて見たことがあったが、それはこういうことなのかと思う。理屈をいえば確かに刺青を入れている人を免職させるという法的根拠はない。しいていえば「風紀の維持」とか「倫理の失墜」などに理由が求められるが、大阪市役所の労働組合がどう対応するのかもこれから興味深い。公衆浴場などではすでにボディアートを入れている人全般を入場禁止にしているところも多いが、刺青はいわば「表の稼業」ではなく「裏の稼業」と関わりをもっているとみなしてほとんど問題はないと思う。あとは個人の人生哲学で社会のモラルは守るがファッションとして刺青を入れるという人は、それによって受ける不利益をも甘受するという意気込みがあってのことだろう。ましてや税金で給料が支給されている公務員が刺青をいれていて社会の公正とか良識が維持できるわけがない。
スーツ手当などが存在していた大阪市役所、しかも全国的にみても不況のあおりを大きく受けているのが関西地区で、刺青を入れるお金も税金から出ていたというのはかなり不可解。国税の一部も地方交付の形で投入されており、市役所職員のモラルの向上はほかの都道府県の住民であっても関心をもたざるをえない。
なんだか…しかし…もはや非常識の極みだが…市役所内部では「おかしい」と思う人はどれだけいるのだろうか。


by ごとりん
非常識